ブログ

アメリカを「暮らすように旅する」体験を提供! ダンス漬けの3年間から学んだチャレンジの大切さ

Ai Ogino Raneyさん プロフィール

2009年山村学園高校卒業。12年十文字学園女子大学人間生活学部発達心理学科卒業後、14年まで東京にて日本語学校勤務(海外からの留学生に日本語教育)。15年サンディエゴに移住し、夫婦でツアービジネスをスタート。

――現在の仕事内容について聞かせてください。

アメリカの大地を車で旅するロードトリップツアーやホームステイの仕事を、カリフォルニア州出身の主人と一緒にしています。主に、グランドキャニオンをはじめとする、アメリカの大自然を満喫できる国立公園や、私たちの住まいのあるカリフォルニア州サンディエゴの観光にお客さまをお連れしています。この仕事のアイデア自体は主人が考えたもので、「一緒にやってみない?」と提案するときは「私もサポートするね!」というスタンスでした。ただ、日本人のお客さまを対象にした仕事ですので“サポート”にとどまらず、私も全力を尽くして、夫婦二人三脚で仕事をしています。

――仕事のなかで大切にされているビジョンやこだわりはありますか? また、やりがいを感じるのはどのようなときでしょうか。

“ツアーガイドとお客さま”という距離感ではなく、「アメリカに住む友達夫婦と、暮らすように旅をする」というモットーでツアーをしています。ですので、私たち自身も友達と旅をするような気持ちで皆さんをお迎えしています。ゲストの皆さんにはリラックスした気分で、アメリカでの生活を楽しみながら旅をしていただきたい。そのために、ツアーでは、私たちの自宅に泊まっていただき、私がアメリカ料理をつくったり、夜はみんなでボードゲームをしたりして、少しでも「暮らすように旅する」体験をお届けできるような工夫をしています。

やりがいを感じるのは、ゲストの皆さんに「アメリカにまた帰ってきたい!」と思っていただけること、「あなたたちに出会えてよかった!」というお言葉をもらえたときですね。また、私たちが日本に帰国したときにみんなで集まったりして、ツアー終了後もずっと続く関係を大切にしています。お客さまと日本で再会できる瞬間は、私たち夫婦にとって一番嬉しい瞬間です。

――高校生活でがんばったこと、印象に残っている出来事について聞かせてください。

高校生活3年間は、ダンス漬けの日々でした!なかでも真っ先に思い浮かぶは、最後の全国大会ですね。文字通り、全力投球しました。「何事も全力でやり抜くこと」「誰にだって可能性はいくらでもある!」「チャンスをつかむのは自分自身だ」ということを学べたのは、あの日々があったからだと思います。

――勉学やプライベートを含めて、高校生のときに学んだ事柄のなかで、現在の仕事に生きていることはありますか。

中学校まではわりと内気な性格だったのですが、高校で気心の知れた仲間たちと出会えたこと、ダンス部で人前に立ってパフォーマンスをしたことがきっかけで、自分自身に自信が持てるようになりました。それから、いま、どのようなお客さまがいらっしゃっても、楽しくお話できるのは、高校時代に個性溢れる友人たちとたくさん話をすることができたからだと思います。

――高校の同窓生との交流の機会はありますか。また、理想としてはどのようなつながりをつくりたいと考えていらっしゃいますか。お考えを聞かせてください。

卒業して10年以上が経ちますが、日本に帰国するたびにダンス部のメンバーには必ず会いにいきますし、高校にも遊びに行かせてもらっています。お世話になった先生が今でもいらっしゃいますし、また、私の同級生が教師として活躍しているからです。帰国したときに会いたい人がいる。これは、とても幸せなことですよね。同窓会にはなかなか参加できませんが、タイミングが合えばぜひ参加したいです!

――今後の目標と、将来の夢について聞かせてください。

昔から目の前のことに必死になり、全力投球する性格なので、今後の目標を考えるのはとても苦手なんですが、間違いなくいえることは、「何歳になっても成長できるように、いろいろなことにチャレンジし続ける!」ということです。実は、このインタビューを受けているいまも、チャレンジの真最中なんです。苦手意識をもっている英語のスキルを高めるために、英語通訳としてクルーズ船に乗船しているんですね。

一つ一つの挑戦が現在の私をつくってきたし、未来の私の可能性を切り拓いていくと信じています。今後も自分を過小評価せず、成長できるようチャレンジをしていきます! 将来的には、自分のみならず、地球のことを考えて行動できるようになりたい。地球規模で起きている気候問題や貧困問題に対して、自分ができる支援をしていきたいと思っています。

コメント

  1. I enjoy this website – its so usefull and helpfull.

  2. Sustain the good work and producing in the group!

  3. This page really has all of the information I wanted about this subject
    and didn’t know who to ask.

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP